平田と上祐は夫婦? 石井久子と上祐は同一人物なのか
平田の東京での生活をかばっていたのは、石井久子であると思われる。
平田はI橋貴明と同一人物で、石井久子はS木保奈美である。
平田信と石井久子の関係は、夫婦関係が多い。
平田の懸賞金をM警察で管理していたのは、上祐や石井久子だが、石井久子は経理課によくいることがあり、オウムの金庫番と呼ばれている。
平田の懸賞金は、上祐の一族に支払われたと考えられるが、これは、平田の懸賞金を上祐と石井が相談して配分しているという感じもある。
上祐と石井の関係は、同一人物に近いが、そうではないと思われるフシもある。
もし、石井久子と上祐が同一人物なら、平田の懸賞金の配分をしていたのは、平田の妻をしていた石井久子ということになる。石井久子で上祐は、平田信の妻をしていた人物だ。石井は、自分の一族に懸賞金を払っていた。
上祐は清水一家の組長であると考えられるが、石井久子が同一人物なら、石井(Sくらももこ)が組長ということになるが、同一人物でないなら、上祐を裏で支配しているのは石井ということになる。
警察の捜査で、平田は石井久子に関する供述を拒んでおり、これを言わない代わりに何でも言うなどということを言っているということだが、たいした供述は出てこないようだ。
オウムにとって石井は大切な存在である。
平田信として警察署に拘留されているのは、上祐かも知れない。
二人は、よく似た双子のような関係なのかも知れない。
石井久子と夫婦だった平田を殺して、自分が平田だと出頭してきたのは上祐史裕か、始めから上祐と平田が同一人物だったかはよくわからない。
もし、平田を殺した上祐が、平田として出頭してきたなら、逮捕されている平田はニセということになる。
平田を殺した上祐が、他の信者に悟られないためか、平田を殺したことを知られると平田の生活場所からオウムが浮き彫りになってくることを防ぐために、わざと危ない橋を渡って、自分が平田だと出頭してきたのかも知れない。
平田が上祐と同一人物だとすると、石井と夫婦で石井の供述を拒んでいるという理由がわかってくる。
上祐の上にいるのが石井なので、石井が明かになると、オウムが破滅する、と言われているのはそのためだ。
上祐と石井はアレフの幹部で、菊地直子がどうしても捕まりたくない、と石井に相談したために、菊地から金をもらいアレフが菊地や他の逃走犯をかばっていた、ということなので、オウムとアレフの関係もわかる。