福田和子事件とロッキード事件
あるいきさつを書いた記事に福田和子と被害者について、このような文章があった。
「福田和子は、被害者でない別の人を訪ねたが、不在だったので被害者に合い殺害した」という。
このことから、推理してみると、
福田和子は、金を借りようと思って、常連客の所に行ったが、不在だったので、常連客が一度連れてきた女の客に金を借りることになった。その女の客は、常連客の連れだったが、常連客はT中角栄(当時、ロッキード事件の裁判中なので、変装していた)で、女の客は娘の真紀子だった。
福田和子は、金を借りようと思って切り出したが、馬鹿にしたような態度だったので、金を借りずに殺害し、現金を奪って家財道具を盗んだ。
しかし、家財道具は前にも見ていたのか、その時初めて見たのかだが、初めて見る家財道具を咄嗟に盗もうと考えるのはどうだろう。
福田は、夫を呼んで家財道具を運んだらしいが、家財道具が高価であることを知っていたので、咄嗟に殺害をしたわけではなく、計画的だったようでもある。
被害者を殺害して別の人の洋服を着せて、従業員の口裏を合わさせて、安岡厚子が被害者ということにしたが、実は、殺害されたのは、一度店に来た常連客の連れの女性だった。
この事件には裏がある。
T中角栄は、ロッキード事件で失脚し、事件が起きた頃、裁判の真っ最中だった。
T中は、ロッキード社から多額の献金をもらって贈収賄の罪に問われたわけだが、実はこのロッキード社という企業の副社長が、角福戦争の対立相手の息子の福田Y夫だった。福田和子はその妹だ。
つまり、T中角栄は、対立相手から多額の献金をもらったというわけだ。
しかし、児玉誉志夫ルートだけが見えてこない。実はロッキード事件は、児玉が核心を握っている、と言われている。
ロッキード社が献金した額は、全日空ルートだけで30億円。そのうち、T中の方に流れた金は9億円、児玉に流れた金は21億円であった。 30億円のうち、70%が児玉誉志夫に流れ、T中が献金を受けたのは30%にすぎない。
ロッキード事件は、児玉ルートが見えてくれば、別の展開になっていたという。しかし、児玉は裁判に一度現れただけで、ずっと出廷を拒否していた。
児玉誉志夫の正体は、福田Y夫でコーチャンと同一人物だ。
つまり、福田Y夫は、自分に21億円を流したことになる。この21億円の流れ先は、自分の企業か、顧問を務める暴力団稲川会(山口組もこの人物が会長をしている)だろう。
ロッキード事件の70%が自分側に流れているので事件は、自作自演ともいえる。さらに、日米の法取引により、アメリカ人側の起訴は一切なし、ということになっていた。
児玉誉志夫が出廷しなかったのは、自分がアメリカ人である、と主張しているようにも見える。
しかし、金は日本に流れており、この場合、アメリカの圧力を利用した疑獄事件の自作自演ということになる。もし金が暴力団に流れていたら、有無を言わせない圧力が生じていただろう。
アメリカとの法取引により、福田派の逮捕は一切なし、となり、また、T中角栄が何か変なことを警察でしゃべらないように、娘を殺害し、脅迫した。
福田側が口封じのために殺害したT中側の人というのは、この事件の被害者だけではないかも知れないし(真紀子の娘も殺害されている可能性がある)、また、その殺害事件を総称して、福田和子事件と呼んでいるのかも知れない。
福田和子は、福田家の中で一番権限があり、首謀者であると思われる。
福田T夫は、麻原彰晃と同一人物で、福田和子で斉藤明美が麻原彰晃のバックだからである。
また、福田Y夫も福田和子の支配下にあるも同然で、この三人の人間関係は(他でも同じ)福田和子が一番上だ。
理由は、麻原彰晃の親や多くの子供を斉藤明美が殺害していていて、斉藤明美はよく麻原の権力を裏から利用している。
また、Y夫で土屋正実(I原慎太郎)は、大昔にパレスチナで斉藤明美の妻をしていて、いいなりだ。土屋の子供も斉藤に殺害されているか斉藤明美の命令で自分の手で子供を殺したりしている。
T中真紀子の遺体が硫黄島に?
T中真紀子か娘の真奈子の遺体が、硫黄島に埋められている、という説がある。
硫黄島は、一般人は出入り禁止で、防衛庁やNTT職員、工事関係者しか入れない。理由は、アメリカに制限を受けているからだという。
この閉鎖された島に、福田和子事件で殺害された人たちの遺体が本当に眠っているのだろうか。