宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 35-32    松山ホステス殺人事件(福田和子事件)のつづき

福田和子は菊池直子
 
 福田和子は、石原慎太郎で菊池直子と同一人物であることがわかった。
 指名手配書の写真は本人のものではなく、事件を持ち込んだ福田和子の息子の福田孝之(演歌歌手M川清)が持ってきたものであり、どこかの小学生のレントゲン写真やスナップ写真を元に、未来仮想(将来そういう顔になるだろうという想像)を再現したような合成写真である。だから、この写真が犯人の手がかりになることはほとんどなく、犯人の福田和子が福田和子のように整形した時でしか逮捕は出来なかったのだ。
 福田和子は、菊池直子と同一人物であり、菊池直子は、当時働いていた広告調査会社を1997年7月に退職した。その時、H本龍太郎が「あの女がしくじった」と言ったが、その「あの女」にあたる人物が誰だかわからなかったのと、演歌歌手Mが故意に「あの女」が誰であるかを捏造していたために、事実が歪曲されたのだ。
 
 福田和子が逮捕され取調べをしている時に、T中真紀子から電話がかかってきたという。
 本当のT中真紀子は安岡厚子だが、この事件の被害者なので、本人がかけられないとすれば、替え玉が電話をして釈放するように工作したのだろう。
 T中真紀子をしている人物は、田中角栄と同一人物の演歌歌手Mだが、もし、この人物が電話をかけてきたとすれば、子供の死を何とも思っていない非情人間、ということになる。自分の子供が殺された捜査より、犯人を救う方が大切だったのだ。
 田中角栄は当時、ロッキード裁判をしており、自分が構築した中国との関係を自分で壊す必要があり、それに伴ってイギリスの政策も変える必要があったか、被害者がチャールズ皇太子だったのでバレたら困る、というような理由で、中国へ行き、中国で新しい関係を作る必要があったのだろう。
 
 浩の宮のすだれをさせるため
 
 福田和子で石原慎太郎は、浩の宮と同一人物である。
 浩の宮は異常な女性蔑視思想があり、しかし、自分だけではきれいなイメージを保つことができないので、「すだれ」をさせる人を物色して、罠にはめて陥れ、自分が支配できる立場になり、その人を自分の自由に使うことによって、自分のけがらわしい思想や行いをごまかそうとする。
 その「すだれ」に不幸にも選ばれてしまったのが、先の小学生なのだ。
 その小学生は浩の宮と何の関係もないが、各地の病院で生まれた子供を目ざとくチェックし、覚えている。何かのきっかけ(それも出演していたテレビ番組を見ていたとかささいなこと)でそれを実行しようと思いつき、この例の場合は事件を起こしてその事件の容疑者の指名手配に使う写真を手に入れたスナップ写真やレントゲン写真を用いて合成し、それを警察に近い仲間が立件して公開捜査にするよう依頼し、準備が完了する。
 犯人が逮捕されたとしても、金をもらっている警察官は、いつまでも「写真の女の子がどうもあやしい」などわざとらしく騒ぎ、政治家の耳にも入るようになる。
 いい年になつている女の子は、何だかわからないまま警察に目をつけられたり暴力団に妨害されながらしつつ、猟奇殺人者浩の宮の「すだれ」にさせられるのだ。
 愛媛県警は、もともと皇族と親しい警察署であると思われ、福田和子事件が皇族の浩の宮の「すだれ」作りに使われることをうすうす知っていて、皇族が言うのだから子供一人ぐらいおかしくしてもいいだろう、と勝手に思い、血縁関係のない子供を強制的にすだれにし、あとあとまで謀略に使おうとする魂胆だったのだ。 
 福田和子事件の被害者は、実は生きているという可能性もある。
 指名手配写真の合成に使われた女の子の母親か父親が本当の被害者であり、その母親か父親がT中真紀子かT中直紀であるという説もある。そうすると、その合成写真に使われた女の子は真紀子の娘の真奈子ということも有りうるが、少し年齢が違うようだ。
 浩の宮の妻の雅子は、福田和子事件の犯人らと仲間だが、この事件を浩の宮と共謀して結婚したか、前々から雅子が妻になることが決まっていて、一緒に事件を起こしたのではないだろうか。
 そして、その事件が絆になり、何の関係もない女の子を二人でイビりながらすだれにして、天皇の座を狙う、という筋書きだ。
 写真を持ち込んだのは、演歌歌手Mだが、Mは歌が売れない時には何かの事件を起こしてその事件が未解決であることを利用して売れようとする。
 福田和子事件を起こして事件を未解決にしてその何年か後に歌がヒットしていたようだ。
 その被害に遭った女の子も、そのMのグループの歌をテレビなどで聞く機会もあっただろう。
 
 少子高齢化対策実施に利用
 
 福田和子が逮捕された1997年7月に、少子高齢化対策がスタートした。スタートした、といっても法案で決定されたわけではなく、橋本龍太郎の合図の下、警察が独身者をマークしだした。この政策は、弾圧の口実である。
 愛媛警察は、逮捕された福田和子を本物ではない、と言い張り、合成写真に使われた当時小学生だった女の子が福田和子だ、と言い出した。松山ホステス殺人事件は、松山市のクラブのホステスが同僚のホステスを殺害した事件なのに、当時小学生だった女の子(本当の年齢が小学生)がホステスをするわけもなく、ましてや同僚(実際には同僚でもない)のホステスを殺害する理由もない。
 しかし、写真にそつくりだ、と言い、その話は国会議員にまで及んだ。
 愛媛県警がどうしても、というので、本当は何も事件に関与していない若い女性(当時の小学生)が裏で福田和子ということにされ、逮捕できないのなら政治でこらしめてやる、ということになり、警察と国会議員がよってたかって無実な女性に手を出し始めた。その政策というのが少子高齢化対策であり、これは、自民党の前々からの悲願の政策であった。というのも、子供が少ないのは女性が悪い、だから独身の女性を取り締まってもいいのだ、女性を取り締まるからには男性も取り締まらなくては国民に不審に思われるとして同じ独身者の男性も取り締まった。さらに、少子化と高齢化がリンクしているので、独身者の親の高齢者も取り締まろうということで、老若男女が取り締まりの対象者となるのだが、そのきっかけは、浩の宮と雅子(橋本龍太郎)の思想であり、福田和子事件で浩の宮が逮捕されることに対して腹を立てる心でもあり、福田和子事件で本当は全くの無関係なのに福田和子だとののしられた若い女性が、女性の性別だったことにある。
 浩の宮と雅子は実は男同士であり、ホモ関係にあるのだが、これはイスラム国家によくみられる傾向であるが、こういう人たちの思想は、強烈な男尊女卑思想が多い。
 つまり、少子高齢化対策とは女性を弾圧するのが目的だが、それを支援したりする人や肩を持つ男性まで取り締まらなくては気がすまない、ということであり、これは中世の魔女狩りの傾向によく似ている。
 当時は、オウムの指名手配犯が公開捜査になっており、このことも少子高齢化対策(若い人の取り締まり)に拍車をかけている(指名手配自体は1995年11月)。
 オウム指名手配の菊池直子は福田和子と同一人物で、演歌歌手Mは平田信である。雅子は斉藤明美である。高橋克也は、現在、愛媛警察の署長をしているようだが、これは福田和子事件が起きた当時も同じ人物だったのかも知れない。
 
 でっちあげられた福田和子像を垂れ流すマスコミ、被害者側を制裁しようとする国会議員
 
 また、国会議員が動いた他、当時の小学生が住んでいた管轄の警察署にも愛媛からの連絡で、福田和子は当時小学生だった女の子だ、と地元のM警察署が認めてしまったも同然のことになってしまったのだ。M警察署の地元は、東京大学本郷キャンパスがあり、東京大学周辺でまず、少子高齢化対策がスタートしてしまった。
 国会は、東京大学よりも、愛媛県の主張を優先したことにも驚くが、事件当時小学生をしていてホステスの経験もない女の子が事件の容疑者同様にされてしまったことももっと驚く。
 しかし、こんな説もある。
 愛媛警察もM警察署も、警察官のほとんどが慶応大学OBだというのだ。慶応大学といえば、中学校だけ男子校であるために女子だけはエスカレーターに乗れない学校であり、つまり男尊女卑思想学校だ。
 この慶応大学OBということで両警察署は裏で口車を合わせて、しかも報道されない裏で、勝手に福田和子をでっちあげ、本当の福田和子は警察に金を払ったりしていい思いをしていたのだ。
 福田和子の罪を、当時児童だった他人に償わせていたも同然なのが福田和子の実態である。
 マスコミの報道では、福田和子の詳しい情報など一切言わず、また事件を再現したというドラマでは、およそ福田和子とはかけ離れた人物像が描かれていた。身長や特徴などがまるで当時小学生だった無関係な女の子のものとそっくりになっていたというから驚く。
 こうして、警察、国会議員、テレビ、マスコミなどが、本当の福田和子を異常なほどかばいだてして、悪いのは無関係な被害者同然の女の子の方だ、という世論が形成されたのだ。
 そんな時、日本人の自殺率が急増している。
 少子化対策やオウム逃走犯、福田和子のでっちあげなどが次々と押し寄せて、しかも東京大学側が悪いことにまでされたので、体制が一気に180度転換してしまったのだ。