宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ⑯    池袋駅構内大学生殺害事件 池袋の福祉団体

●事件名
 池袋駅構内大学生殺害事件

●事件の概要
 平成8年4月11日午後11時30分頃、池袋駅山手線7,8番線ホーム上で、立教大生が殴打され、病院に収容後死亡した事件。別名を「立教大生池袋駅ホーム殺人事件」という。

●事件の背景
 終電近くの池袋駅ホーム上で、立教大生が殺害された。
 警察は、遺族の情報をもとに似顔絵を作成したが、犯人の男はまだ逃走している。
 身長170~175cm位 がっちりした体格 こめかみに古傷のようなものがある

●犯人は誰か
 北海道の利尻島に似顔絵によくに似たオウム信者を発見した。
名前は、野田成人。
 体格はがっちりというよりも、肥満に近い。働くことが嫌いらしく、のんべんだらりとし、ものぐさなタイプである。
 熊本県出身のシンガーソングライターMのつき人をしたのち、1997年頃、お笑いタレントとしてデビューした。
 しかし、最近、覚せい剤取締法により逮捕され事務所を辞めた。

 彼は、シンガーソングライターMを太らせたような感じの人物で顔も似ている。彼の地元でもやはりMに顔が似ていると思う人がたくさんいるようだ。
 
 彼は地元の人にMに顔が似ていると言われて、ガーとわめいたことはないようだ。

 被害者は、池袋のホーム上で犯人の男に「Mさんですか」と突然聞きき、カッとなった加害者にものすごい力で殴られたという。

 普通それだけのことで殴り殺すことはあまりないだろうに、なぜだか犯人はそのように聞かれ、相手を死亡させるほど腹が立ってしまった。

 考えられることは、犯人は、被害者と出会う前に何かをして、池袋のホームにいたのではないかということだ。
 もうひとつは、被害者と加害者は昔の顔なじみで、被害者とこんな所で出くわすとは、という驚きを隠すために犯行に及んだということだ。
 つまり、被害者に自分の顔を認知され「あっあの時の」と思われるのがイヤでとっさに手が出た。
 似顔絵に出ていた「昔の古傷」ではないけれど、過去のことにふれてこられると困ったのだろう。
 例えば、加害者の昔の犯罪行為を見たことがあった、見られてはいけないところを見られた、彼が昔か現在何の商売をしていたかを他に知られると困った、などが挙げられる。
 犯人の男は池袋で何をしていたかというと、仕事帰りである。
その仕事はいささかいかがわしい商売であった。

 犯人の男は、1980年代に東京大学を卒業していた。
 つまり、殺された立教大生は、そのことを知っている人であった。
 被害者に気づかれると、気まずかった。
そして、気付かれる前にとっさに殴り殺したのだ。

 犯人は、シンガーソングライターMである。Mは、1999年に死亡したと報道された。しかし、今も生きている。


 犯人の意外な正体に被害者が気づく前に殺害した 
 
 シンガーソングライターM下K蔵は、池袋にあるK心苑という福祉団体と関係がある。
 K心苑K心学園ともいい、都内で学校などを経営していて、福祉が中心である。
 M下は、このK心苑に行った帰りに、被害者と合い、彼の歌を聴いていた被害者は、K心苑の帰りであることを悟り、それをM下に言ったところ、M下は、見られてはまずいところを見られた、と思い、殴り殺したようである。
 M下K蔵は、実は別名を幾つも持っており、その別名者がK心苑の役員だった。そして、そのことをたどっていくと、彼の意外な正体がわかってしまうのだ。
 M下K蔵は、S学会のI田D作と同一人物であると思われ、被害者にそれを嗅ぎ付けられると困るので、殴り殺した。
 
 K心苑の役員の顔は、この事件の人相書きと顔の特徴によく似ている。
 彼は、K心苑の帰りに被害者と合い、K心苑のある人物としてホームに立っていたのに、急に「M下K蔵さんですか」と声をかけられ、あせったのだ。
 

 事件の裏に福祉団体

 M下が理事をしているK心苑では、福祉施設を経営している。障害者などの世話をするための勉強をする学校である。
 この関係で知り合いになった人の中に被害者がいて、このつながりでM下K蔵の曲を聴くことになったと思われる。
 しかし、M下は、このような障害者をオウム施設などで殺害していたことを、池袋が遭った被害者に勘付かれてしまった。
 M下は、オウムの麻原彰晃と同一人物で、I田D作とも同一人物である。
 被害者に、このことを聞かれると困ったので、間髪を入れずに殴り殺した。
 オウム真理教の中には、上佑史裕で、指名手配犯の小池俊一がいる。小池は、徳島で障害者の山田さんという人を殺害している。この池袋のK心苑と関係がある可能性もある。