宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ①-136    9.11同時テロ事件のつづき 文民統制

 銀行は、逆文民統制を行うために、イスラム教を広める男に金を振舞う。
文民統制の思想は、ドイツのゲッペルスが制度を整えた張本人である。変な世の中でも不思議とまとまるのは、そのせいである。I知事は、ゲッペルスと生き写しで、ナチス政権下の独裁体制を根底から支えた。支えたというよりも、ヒトラーの親玉である。それをヒトラーの全責任に見せかけたのは、彼が都知事であるのに首相のような権力を持っているのと似ている。
 銀行は何故彼の思い通りかというと、自分のバックにフセイン元大統領がいると思っているからである。
 フセイン元大統領は、世界の大富豪として有名だが、I知事は以前からフセインをいびってはいいなりにしてきた。青嵐会所属の国会議員には同じことが言えるが、彼らは自分より目上の人に逆らい、意表をつくことで目立ち、ことあるごとに邪魔もする。子供すりかえは、権力者にとっても一般人にとっても、すりかえをした人に頭が上がらなくなるのが普通だが、フセインの場合もそれにあたり、騙された人パワーを利用する。