宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-45    仮谷さん拉致事件のつづき

 この事件を仮谷さん拉致事件とするなら、仮谷さんは拉致されたあと、釈放されているのでこの事件に対する逃走犯は無罪といえる。しかし、仮谷氏釈放後の代わりになる人々の拉致殺害という点では、多くの人々を拉致殺害した罪があるが、事件の名前になっていない。
 オウムが仮谷さんは殺害された、と言っているのは、仮谷さんは本当は生きているが、仮谷氏の身代わりに多くの人々を施設内で殺害したことが暴かれると大量殺人(在家信者の親族、B京学園の生徒、会社経営者、D一勧銀、N村證券、O三證券、長銀の従業員や役員などであると思われる※)の罪をかけられてしまうので、だったら、仮谷さんという一人の人を拉致し殺害したことにすれば、罪が軽いだろう、という発想であると思われる。
 そして、仮谷さんを拉致した、と言っていると、仮谷さんである早川紀代秀をかばうことになるのでこのこともオウムにとって都合が良くなる。
 どこまで警察を誤魔化して、逃走犯であることを利用できるかがオウムの作戦であり、このことを警察は知らないので、結局逃走犯が得してしまう結果となる。

 通報自体をオウム信者がしているので、この事件は、通報者と犯人が同じであり、立件自体に無理がある。
 指名手配事件はたいていこのような手口で、犯人と通報者が共犯関係にあり、通報者が首謀者であることが多いので、警察をいかに誤魔化して警察をいいように動かすして利用するかに狙いがある。

殺害者

第一勧銀→高橋克也
野村證券平田信
B京学園の生徒→大内早苗
足立産業(会社経営者)→菊地直子
岡三證券→大内早苗

 未解決事件が起きるタイミング

 そろそろ売れなくなってきたタレントが、どのようにして人気を得るかテレビに出演できるかを考えた時、このような未解決事件を作る、ことが常套手段としてあり、そのために使われているのがバカらしいことに警察である。
 みんなが知っている指名手配犯がテレビに出た時、その事件が凶悪だったり、意味不明さが大きい時に、人気効果が得られる。
 だから、警察に解決されては困るので、ちょっと考えただけでは意味がわからなく複雑にしておくと、タレントにとっていいことがある。
 この事件に明仁天皇を利用(オウム信者)しているところなど、日本人の天皇家に対するタブー意識もあいまって、事件を解決できる警察官はそうそういないだろうと踏んでいる。
 警察官の中には、タレントをしている者もいる。
 未解決事件がタレントが首謀者の場合には、グルになると、首謀者のタレントが人気が出た時に、仲間だといってテレビに出演できるようになる。
 だから、タレントで似たような業界(演歌業界)とか何かで共演したとか、同じ事務所、親戚身内、暴力団の同じ組の構成員、の場合には犯人をかばうといいことがある。
 M警察署の警察官がこれにあたり、首謀者とはタレントとして一種の運命共同体であるといえる。
 
 演歌歌手Mと同一人物のK元首相の政策もテレビ抜きにはかたれない。
 すべてのことがテレビタレントとしてどのように人気を得るかで計画されているかを考えると、だいたいのことがわかってくるようになる。
 テロも未解決事件もタレントとして人気を得るためのものであり、テレビの管轄の郵政省を民営化したのも、テレビを思うように支配するためである。改革とは、新しい官庁が改革した政治家のいいなりになるのが通常である(その意味で考えれば、N元首相は、JRやNTTの影の支配者である)。