宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 106    天皇陛下殺人事件 常陸の宮が死んだ?


 常陸の宮

 ある江東区の会社で働いていた男が、周りから天皇陛下と呼ばれていた。
 一緒に働いている人物の中に、本当の明仁天皇もいた。しかし、明仁天皇のことは天皇と呼ばなかったのに、その男のことを天皇と呼んでいたのだ。
 考えられることは、この男が明仁天皇の兄弟の常陸の宮か親族であるということだが、この会社には、天皇を殺した、という噂があった。
 つまり、その会社で働いていた「天皇陛下」と呼ばれていた男が,天皇の兄弟や親族を殺したということが考えられる。あるいは、共犯者だが、背格好が似ていたために、この男が「天皇陛下」に扮しているのかも知れない。
 この男の顔や背格好が似ているのは、常陸の宮である。
 この会社で常陸の宮を殺害し、背格好が似ている男を天皇と呼び、誤魔化していたことが考えられる。
 この男の素性は、「高島平事件」で逮捕された須和名という容疑者だが、スポーツ新聞の記者をしている。さらに、写真家のS山K信という人物である。
 さらに、この会社の噂によると、1997年か98年頃に、この会社の従業員食堂の隣にある休憩室で、天皇と呼ばれていた人物を殺害し、その後隣接する、下水道局の焼却炉の煙突に遺棄したというものだ。
 近くには運動場があるが、地元の人も滅多に利用しない運動場で、ほとんど人気もなく、運ぶのも簡単であるはずである。
 しかも、この下水道局の職員のほとんどが暴力団構成員であり、この会社にも暴力団構成員が多い。

オウム施設か?常陸の宮が死亡した場所 近くに溶解炉工場

 1995年11月30日頃、皇族の常陸の宮が江東区南砂駅近くにある会社で働いていたが、休憩室で殺害されてしまった。
 この会社には、明仁天皇も働いていた(仮谷さんで早川紀代秀)。
 常陸の宮と明仁天皇は、兄弟であるが、顔が似ているかはわからない。
 オウムは、常陸の宮のことを仮谷さんと呼んでいたことも考えられる。明仁天皇とは兄弟で顔が似ているとその可能性もある。
 常陸の宮の遺体は、休憩室から隣接する下水道局の焼却炉に運ばれ遺棄された。この付近では異臭が立ち込めることがあり、何とも不気味な臭いがする。一度、この臭いが、駅近くまで臭ってきたこともあり、付近の住民のちょっとした悩みにもなっている。
 この場所は、下水道局の焼却施設がある関係からか、人通りはほとんどなく、ダンプやトラックが行き着し、工業地帯の煙なども煙突から出ていたりして、まるで砂のベールに隠された秘密地帯といった感もある。
 オウムが働く会社は、この秘密地帯の一角にある。
 人を殺しても遺体を運ぶのは簡単そうだし、滅多に人も通らず、発見する人もいないだろう。
 さらに、この秘密地帯から駅方面へ向かう途中に、製鉄会社がある。
 この製鉄会社は、自家発電で原発を使用しているという噂がある。夜になると、鉄をプレスするのか蒸気と混じったような轟音が響くこともある。
 この会社は、パナウェーブであるといわれている。鉄を溶解している会社であるが、溶解炉を使用することもある。
 仮谷さんが殺害されたイメージと一致するところもある。

 仮谷さんが殺害されたのは、オウム施設で、溶解炉のような物で灰にした、ようなイメージがある。
 オウムが出入りする会社に溶解炉。灰にされた遺体は煙突のふもとに埋められたのか。それとも、溶解炉で灰にせずに、そのままの姿で遺体を埋めたのだろうか。
 オレンジジュースとおはぎを麻原彰晃からもらった信者がいたが、この会社には、食堂もあるし、食べ物も持ち込める。自販機もあるので、そこでおはぎが売っていたのかも知れない。おはぎとジュースをもらったのが、井上嘉浩だが、この人物が首謀者ではないようだ(事件を麻原に報告した人物?)。
常陸の宮を殺害したと思われるオウム信者は、高橋克也である。
 仮谷拉致事件の首謀者で、菊地直子との離婚に際し、口をはさんできた仮谷さんを憎んでいた人物である。
 常陸の宮が殺害されたと思われる時期以降、天皇陛下と呼ばれていたのは、須和名であり、この人物も同じ会社のフロアで働いていた。
 殺害したのが高橋克也であるが、何らかの都合か、遺体を遺棄した者が須和名である可能性がある。須和名は、赤軍派の佐々木規夫であるが、オウム信者名が不明(石川公一?)である。