宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-256    仮谷さん拉致事件のつづき 選挙のからくり


 政治家の固定票とは?

 衆議員の選挙は、中選挙区制の場合、地元と呼ばれる一定の区域の票をたくさん集めることによって当選するが、これを固定するために、地元選挙区の有権者の親(主など)を殺して世帯で投票させることがあるらしい。
 親を殺された人は、殺した人のいいなりにすることが多く、自分(政治家)に投票するように脅迫すれば、それが親を殺された有権者に伝わるか、殺した人と同じ行動をとるようになっている人にとっては、政治家と利害関係が一時的に一致しているために、殺した人(政治家)に投票するようになる。これを固定票と呼んでいるフシがある。

 暴力団が1人15人を殺せば

 暴力団が25000人いる都内では、実際の数は倍以上であると思われ、この暴力団構成員が一人15人殺すと83万殺したことになり、250万人の3分の1にあたる。 
 1世帯4人という計算で、そのうち1人が死亡したとして、250万人の票が取れることになる。
 しかし、この計算には、家族4人で夫婦に子供2人という計算であり、田舎の親を殺したりすることも含まれるので、都内の人を殺しているかどうかは誤差が生じるが、暴力団構成員が何年かのうちに15人の人を殺すのは、多い数ではないのではないだろうか。
 都内には、1千万人の有権者がいるといわれるが、借金などで脅されて投票する人がいるとすれば、15人よりもっと少なくなるはずだ。

 組織票とは、会社や団体関係や取引先のことを言うのではないだろうか。
 利益がからんだ投票ということになるが、もし、もともとそうでない場合でも、会社の役人を殺されて、殺人者が「できれば誰それに投票して下さい」と頼めば、投票する場合もあるだろう。その時に仕事を出すようにすれば、小さな組織票につながる。
 固定票とダブる場合もある。