平田信は出頭前に殺害されていた
出頭してきた平田信には、死亡説があり、出頭前に実は死んでいて、自首してきたのは替え玉、という説がある。
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平田は、小菅付近で交通事故に遭い、小菅の病院に運ばれたが、輸血の際に合う血液型がなくて輸血できず、死んだというもの。
病院テロの犠牲によるもの
平田は、小菅の病院に来て「しばらくここで世話になります」と言って、ベットを一つ借りて入院していた。
平田がベットを借りていたのは、実は病院テロの計画の一環だった。
病院テロというのは、深夜、病院にオウムなどが集団で押し入り、入院患者や職員を殺害して、病院を乗っ取る、というものだ。
平田は病院テロを行うために、小菅の病院を訪れ、病院テロの時を待っていたが、病院テロの話しを持ちかけてきた者が平田の病室を訪ねて、平田を殺害した。
病院テロの話しはウソで、平田を殺すために病院テロをやるかのように見せかけて、実は暗殺するためだった。
平田は、病室でうつぶせに寝ていたが、入ってきた者がバズーカー砲か大型の銃器で平田の尻部をめがけて発砲し、平田は死亡した。
犯人は、上祐だが、この人物が平田信として出頭してきた人物で、今は釈放されている。
殺害の理由については、クリスマスから年末にかけて行うはずだった大規模テロが失敗に終わり、その責任を取らされた、というものだ。
平田の写真
その場合、出頭してきた男と、平田の写真が全くといっていいほど同じ顔であるのが気になる。しかし、どこか違和感がある。
・出頭してきた男の整形
・写真が元から違う
・写真を使う段階で、違う人物の写真を平田としたが、名前を持っていたのは死んだ男
ということが考えられる。
出頭してきた男は、上祐のような人物だが、平田と上祐の関係が、上祐の方が上にある立場なので、いずれにしてもお前のせいだ、ということで写真を上祐のものを使った、などということが考えられる。
あるいは、平田信という名前の男を殺していたと思っていた上祐が、勝手に平田信の名前を使いオウムに入信したが、その名前を持っていた男がまだ生きていて、疑われるのでその男もオウムに入信した、ということも考えられる。
また、病院テロに遭った人物は、もともと平田ではないが、平田が殺害したので平田が死んだ、ということになり、このような説が出てきた可能性もある。
・病院テロに遭ったのは平田ではなく、平田に殺された男
また、オウムの逃走犯は、入れ替わり立ち代りなので、平田をしていた人物が何人かいて、そのうちの一人が殺害されてしまった、ということも有り得る。
・平田信をしていた者の一人が殺害された
この場合、殺害された人物の名前は何という名前なのかわからない。
この人物は、数々の事件を起こしているので、名前がない、というのはおかしい。従って
・平田信と出頭してきた男は同一人物
ということになる。
死亡説が何故出たのかわからない。
しかし、オウム内で、会社を辞めることを死んだ、と表現することがあり、平田は働いていた会社を12月の終り頃に辞めた、ということが考えられる。これは、12月25日前後という説もあるが、死亡説が2012年1月2日頃なので、1月2日に辞めた、ということだろう。
