宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ⑤-14    世田谷祖師谷一家4人殺人事件のつづき

 K取慎吾

 グループSの中で、上祐にあたる人物は、K取慎吾かも知れない。
 上祐は、演歌歌手Mの息子のHという人物と同一人物で、甘ったれたキャラクターである。K取もそのようなイメージがあり共通点がある。
 上祐がMッ木であれば、K取も犯人の一人であると考えられる。

 3億円の金とは

 事件後、T田という店長に振り込まれた金は、払い人はI原慎太郎であるという。
 I原慎太郎といえば、都知事で、宮沢さんの家は公園を建設するのに立ち退く予定だったという。しかし、事件が起こり、家も公園予定地もそのままになっているようだ。
 I原慎太郎は、Jャニーズ喜多川とも同一人物だ。
 犯人の全員がグループSのメンバーで、金の払い人がJャニーズ喜多川ということは、3億円はこの殺人の報酬であった可能性もある。
 グループSとメンバーが同じの歌謡コーラスグループは、テロを起こしてそれが解決できなければ歌がヒットする、というような迷信を持っており、メンバーが同じのグループSも同じような思想である可能性がある。
 つまり、事件を起こして未解決であれば、人気も高くなるだろう、ということで、前報酬を振り込んだ、ということも考えられる。
 また、メンバーは、タリバンのテロを睨んで犯行を起こしていると考えられるのは、被害者が仮谷氏だとすればラムズフェルドだからだ。ラムズフェルドペンタゴンの長官なので、テロが起きれば必ず動く人物だ。この人物を事前に殺害し、9.11のテロに備えた。

 犯行の動機と金
 ・タリバンのテロ
 ・グループSの人気(もっと人気が上がると見越して)

 また、Jャニーズ喜多川は、麻薬取締法違反で逮捕されたこともあり、麻薬密売の報酬だった、ということも考えられる。
 この殺人をバネにして、9.11のテロを起こす。そして、それを成功させるには、テロ対策庁舎を襲撃する必要もあり、これらの殺人とテロで麻薬の売上を伸ばそうとしたと考えられる。

 香取神社

 香取神社では警察官が遺棄されているといわれている。
 これは、宮沢一家の直後に第二庁舎の公安を殺害していたので、公安の下部組織にあたる警察官もK取(犯人の一人がK取慎吾)の犠牲になれ、ということかも知れない。
 K取は、上祐と同一人物であると思われ、清水一家の幹部だ(組長はN居?)。
 公安を襲撃したのは清水一家と言われているので、組長がK取なら、K取が公安を殺害し、その後、警察官も殺して香取神社に埋めたことになり理屈としても合ってくる。
 香取は警察にとって鬼門となっている。
 
 
 成城警察

 成城警察を名乗る者が通報者に対して、通報内容について話を聞きたいといって家を訪ね、犯人と違うことを証明するためにも写真を撮らせて下さい、と言い、半ば強制的に写真を撮って行くことがある。
 この後、写真がどうなるかわからない。何かの時に、嫌いだという理由で、別の事件の犯人の写真として提出される可能性もないわけではない。
 また、通報者が警察署内で犯人と別の人であることを証明するために指紋を取らせてくれ、などと言うケースもあり、これらの警察官が暴力団組織と全く無関係であるという証明も出来ない。
 暴力団の中では、組長を守るために構成員が罪をかぶって服役することがあり、これを「おつとめ」と呼んでいるらしい。
 警察官が暴力団構成員か組長であるとしたら、気に入らない、という理由で、その時撮った写真を公開捜査などの手配写真に使われてしまう危険性も感じらる。実行犯でなくても、替え玉が裁判にかけられたりすることもあるようだ。事件の犯人や関係者でなくても話を聞きたいという警察官には注意する必要もある。
 また、暴力団の中には、手配されることになった人をかばうために、金のない人を見つけて「○万円やるから手配者の替え玉をしてくれないか」と持ちかけることもあるらしい。
 何にしても、写真を持っている人が暴力団でないという証明が出来ないので、いつどんな風に写真を使われるかがわからない。
 しかも、事件後しばらく経ってから訪ねて来た刑事は、たいていが犯人である。警察署もそのことはよく知っている連中になっているので、訪ねてくる行為は、通報者を調べてどこまで気づいているかを知るためのものである。