宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 28-39    八王子大和田スーパー殺人事件のつづき

 スカイヤーズ・ビンガムを携帯している女の正体

 スカイヤーズ・ビンガムを携帯し、自分の都合の悪い人に向けて脅かしている女の正体は、上裕であることがわかった。
 上裕は、イラン人であり、悪の枢軸国に国籍を持っているので、全てが逆である。
 この男は、当初から事件を知っているというようなことを吹聴していたが、いざ捜査するとなると、「僕は天皇だ」と言い出し、だから逮捕できない、などと言って妨害するらしい。
 上裕といえば、オウムの密造していた銃の担当者であると思われるので、事件は上裕にも関係がある。
 上裕は、プルシャの大量発行の担当者だったらしいが、坂本弁護士殺害事件の時にも、事件後信者が増えるだろうからという理由で、プルシャを大量発行していた。
 これと同様に、八王子の事件で銃の需要が高くなるので、という理由で銃の密造の大量生産を行なっていた可能性があるのだ。
 上裕らオウムは、1995年春か夏頃に天皇をしていた人物を六義園の近くで殺害しており、この後から天皇を殺したという理由で、自分の天下になったと思い込んでいるようだ。
 八王子の事件が起きたのは、この1~2ヶ月後である。
 
 1995年春か夏頃といえば、オウム事件が連日報道されていた時期であり、テレビに出演して暴言を吐く傍ら、殺人行為も行なっていたようだ。このように、問題になりながらもその渦中の最中に、天皇を殺すというような暴挙に出ていたのだ。
 そういう時にS価学会の掬腸馗垢両攷祐問問題なども浮上し、オウムはそれを阻止するためにも他の場所で殺人を行なっていた可能性が高い。
 また、上裕は二枚舌でもあるので、普段の発言と実際の行動が180度逆ということもある。
 天皇である上裕を中心にオウムの政策を決めながら、同時に後継者についても関心を皆に持たせておくことも忘れず、オウムは役者ぞろいであるともいえる。
 上裕は、1992年からロシア支部支部長だった。
 オウムの銃密造は、ロシア製が多く、上裕が調達してきた銃を密造していたのだろう。その際に、銃を密輸した上裕が銃の密造を知らないはずはない。
 
 銃ではなく麻薬か

 上裕がロシア支部でしていたのは、銃の密売と麻薬密売だったという。オウムの村井秀夫が暗殺されたのは、麻薬が絡んでいるため、と言われていたが、上裕か早川が「ユダヤ人とつながっていることが暴かれると困るからだ」というような発言をしてうやむやになっているようだ。
 事件が銃犯罪が横行するようになったターニングポイントになった、と警視庁が言っているのは、実は麻薬のことを隠すためか、暴力団という観点から麻薬がいつしか銃に変わってしまったためだろうか。
 八王子の事件は、実は村井暗殺と同様に、オウムの麻薬ルートを隠すための殺人だった可能性も否定できないのではないだろうか。

 銃の密造は、上九一色村サティアンで行なわれていたようだが、麻薬の方はどうだったのだろう。
 S価学会は、麻薬の密売をしている、ということもよく言われている。
 暴力団の主な資金源は麻薬であるというので、オウムやS価学会にとって一番守りたかったのは、麻薬だったのではないだろうか。
 八王子や東京郊外には、米軍基地がある。
 米軍と言えば麻薬がつきものだ。
 だから、オウム、S価学会、米軍が一致団結したのではないだろうか。
 八王子には、小さな韓国街があるという説もあり、この地区での麻薬密売をオウムやS価経由で知られたくなかったのではないだろうか。
 
 中村泰は、麻原ではなく石井久

 八王子事件で疑わしいと思われている中村という人物は、麻原彰晃ではなくて、女帝と言われている石井久子かも知れない。
 S価学会のマインド・コントロールをしているのは、石井久子で、掬長疂?劼眄舒羌彁劼任△覯椎柔がある(写真が少なくてわからない)。そうでないとしたら、財務が多いなどの理由で石井は優遇されているのだろう。

 石井久子は、オウムのロシア信者のシガチョフと同一人物であると思われる。裏の皇太子妃M子(シガチョフと同一人物)をしていたのはこの人物で、死んだと見せかけて生きていたようだ。
 ロシアといえば、オウムの銃はロシア製だし、オウムはロシアから持ってきたものを犯罪によく使ってもいるようだ。

 石井久子がシガチョフであることがわかったと同時に、上裕史浩と麻原彰晃が同一人物であることがわかった。
 
 麻原彰晃・上裕史浩 同一人物
 松本知子・石井久子・斉藤明美 同一人物

 スペインの王だったのは、石井久子の方で、麻原彰晃ではないようだ。