宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 21 地下鉄サリン事件 麻原彰晃、松本知子、大内早苗が働く会社

●事件名
地下鉄サリン事件

●事件の概要
1995年3月20日、午前8:00頃、営団地下鉄車内で猛毒サリン入りのパックに穴が開けられ、サリンが流れ出し、乗客、利用客、職員など12名が死亡し、5510人が重傷を負った事件。
警察の調べで犯人は、オウム真理教の信者の犯行とわかった。
事件の当日、大内早苗(本名・ニ階堂照代)という信者が千代田区内の郵便局から金を引き出していた。

●事件の背景
事件を起こした団体・オウム真理教の信者が、郵便局から金を引き出していたとして、郵便局も疑われた。
警察の間では、こんな事件を起こすとは、と郵便局を白い目で見る者も多かったという。
1995年1月17日には阪神淡路大震災が起き、サリン事件の後、オウム道場の家宅捜査をし、その後さらにオウム信者による国松長官狙撃事件が起きた。
サリン事件は、オウム施設への家宅捜査への妨害であると思われた。

●犯人の目的と金
 サリン事件の直後、千代田区神保町か御茶ノ水で働く、大内早苗が郵便局から金を引き出していた。
この郵便局の口座は他人名義の郵便局の口座であった。
偽造口座を作成したのは、豊島区池袋近くの豊島郵便局である。
 当時の口座の窓口の担当者は、A首相(アメリカのラムズフェルド長官と同一人物)の娘か姪でA元首相の親戚で愛人の元Nの宮(Kさん)に似ていると思われる人物であり、アメリカ大使館とも親しくしている女である(この女が元Nの宮であるかは不明・似た女か、部下でかなりすましているとも考えられる・素性はCIAである)。
 この担当者は、指名手配犯・お笑いコンビDのMの父親で小池俊一と同居している。Kさんの部下であるという説もある※。
 大内は、会社の同僚の保険証などを盗み、その証明書で偽造口座を作った。会社の同僚は疑われたが、大内自体は、警察の目をかすめていた。
 会社の同僚は、自分の家から保険証がなくなっていたり、銀行の通帳(みずほ銀行銀座支店)がなくなっていた。
 当時の警察は、郵便局がこんなひどいことをするなんて、と思った者も多く、その後、小泉政権の郵政省の分割・民営化への発端となった。

 大内早苗の働いていた会社(G研の子会社)の上司は、K元首相の娘のOという女であった。この女は、松本知子である。
 サリン事件の後、大内はO(松本知子)から目をかけられ可愛がられていた。
 大内早苗が郵便局の口座から受け取った金は、2000万円だといわれ、金を振り込んだのは、K元首相であるといわれている。

 A首相は、郵政民営化当時総務大臣だった。A首相の姪でもあるCIAの女が偽造口座を発行したせいで郵政が民営化されたので、積極的に郵政の民営化を推進していたに違いない。

 K元首相は、昔から郵便局を分割・民営化するという持論の持ち主であり、故橋本元首相とはライバルといわれていたが、実は親戚関係にあたる(K元首相の通報により、故橋本元首相の父親は死亡している)。
 K元首相と故橋本元首相は、ライバル関係にあたるといわれていたが、1996年の第二次橋本内閣で厚生大臣に就任している。
 
 その後起きた国松長官狙撃事件は、オウム真理教の施設を警察が家宅捜索するのを阻止するために、地下鉄でサリン事件を起こせば中止になるだろうとふんだ麻原祥晃が信者に命令したといわれている。
 しかしそれだけだろうか。
 事件により得をした政治家がいる。
 大内早苗に金を振り込んだとされる、K元首相である(実際に振り込んだのは、K元首相の秘書か家族の者だと思われる・K元首相の弟はタリバンのテロリストの容疑で国際指名手配されている)。こういう場合、口座の名義が問題なのでなく、実際に誰が金を手にしたかが問題である。そのために、金融機関の偽造口座が作られているのだ。
 実際に大内は、何万円もするスポーツジムの会員などになり、仕事も早々と切り上げ、毎日のように会社の後輩とジムに通いながら、夫とパチンコに明け暮れていた。
 K元首相が大嫌いな郵便局を陥れ評判を落とすことに一役買っていたからである。
 
 ところで、大内早苗には実は実父が別にいる。
 山口組の前会長で演歌歌手Yの渡辺芳則(Nという名を現在名乗っている)である。
 渡辺は北朝鮮の金一族でドイツの化学者・シュレイダーという博士の息子である。
 ドイツの化学者シュレイダーは、第二次大戦中に猛毒サリンを発明し、ドイツのヒトラー政権で大量生産していた化学兵器の父と呼ばれる人物である。 
 サリンとオウムの接点である。