宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 21-16 地下鉄サリン事件のつづき 捏造通報 警察の故意の勘違い 天皇家の暴言

 M元首相は、オウムが逃走し事件の記憶もさめやらぬ頃、省庁の行革を行った。この時、謀略に反対しそうな勢力が次々と不慮の状況に陥り、死亡した人や、将来性のある若者などが政府の方針により、不幸に見舞われた。しかし、M元首相とサリン事件の関係については不明である(→後に菊地直子と愛人関係にあったことがわかる・後述 21-22菊地直子の顔を知る者たちの不審な死 参照)。そして、この時すでに、行政はK元首相に握られていたという。

 この時、テレビ局で働く人々も、オウム信者の取締りと称して、オウム信者と知らずに近くにいた者や、一緒にいた者などが取締りを受けた。しかし、オウム信者本人には捜査の手が甘く、オウムの取締りというよりは、それにかこつけて芯の強い性格の人などが、窮地に追いやられた。

 広告調査会社にいたオウム信者は、むしろ、自分たちの思い通りになった、とほくそえんでいた。
 広告調査会社にオウム信者がいると知っていた警察は、オウム信者に間違えられたか、社員により捏造通報された無関係な人が会社を辞めた後、会社に対する監視をやめている。これではまるで、無関係な人がオウム信者であるといっているも同然である。その広告会社には、大内早苗や松本知子、麻原彰晃などが働いていた。邪魔な人を追い出せて万々歳といった感じであった。これは、警察の意図的な操作(謀略)だったのだろうか。日本の警察の問題点はこういうところにある。
 警察は、その当時意図的だったとしても、その時の間違いを謝罪すべきである。
 オウム信者(本物の菊地直子はテレビ局アナウンサー)に間違えられた人は、その後転職し別の会社で働いていたが、警察に目をつけられていた、ということで憂き目を見ていた。
 その後、家の周囲や家族などにも干渉し、その人が菊地直子であるとでっちあげたと同然のことをしている。
 背丈も体格も顔も全く違う女性に対して警察や行政が行ったことは、捏造捜査同然である。オウム信者に、口座を勝手に作られた、つきまといを受けている、狙いをつけられている、等の理由からオウム信者であると目をつけ、実際には科学捜査もされないまま、何年も経過している。この間、警察が信者でない者に行っていた監視などにより、社会的信用を傷つけられている。
 このようなことは、他の地域でも少なからず行われていて、後から天皇家も加担し、全員殺すようにと命令している。
 しかし、この時死んだ人というのは、全くの無駄死にである。


 日本の行政は、やってしまったことに対して反省しないし、責任も取れないので、ずっと目をつけ続けるか、軽犯罪で逮捕し、殺してしまおうとする悪どいやり方がある。
 社会というものは何が起因し、崩れて行くかわからない。たとえ、多くの人に周知されない一般人であっても、その人を取巻くものすべてがダメだ、といいがかりをつけられてしまうこともある。そのことにより、死亡した人や取り返しのつかなくなったものはどのように修復すればいいのだろう。
 これは冤罪事件も同様のことである。
 冤罪事件が発覚した場合、犯人だと言張った人たちが、全員死亡するぐらいのショックがあるという。
 真犯人が見つかっても居直り、何もしないでいるのは、間違えた人に対し責任を取りたくない警察の醜い心の表われである。
 この事件の場合、省庁が民営化される引きがねとなっているし、政治も関係している。そこでまた、間違えられた人がずっと我慢を強いられるということは、その人々に人権がかえってくる可能性も低い。
 政治家がテレビや報道機関を思い通りにし、疑惑事件で解散していた過去に復讐をしたかったばっかりに、多くの人の霊がさまよう結果となっている。
 
 麻原彰晃には、死刑判決が出ている。しかし、妻や愛人だった信者には、
何の制裁もないも同然である。
 麻原も他の男性と同じく、妻や愛人には甘いところがあり、彼女らの願いを聞き入れて事件などを起こすことが多い。麻原本人の意思というよりも意思に至るまでの経緯が、妻や女性信者の願いを聞き入れたものである。
 誰それに負けたくない、あいつが嫌い、などの彼らも一般の社会で働いていたので、そういうことはキリがない。しかも、女性信者のほとんどが芸能人やタレントでもある。
 オウム事件にもし、動機のわからないものがあるとすれば、一人の女性信者の人間関係だった、ということもあるだろう。
 そういう場合の女性信者には、罪はないのだろうか。