宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-41     仮谷さん拉致事件のつづき パナウェーブ

 パナウェーブ

 オウム逃走犯を誰か別の人に仕立て上げるために作られた偽造口座だが、偽造口座を作れと命令した女は、パナウェーブという宗教団体の代表者の千乃裕子だったことがわかった。
 オウム信者の上佑は後にアーレフという宗教団体を立ち上げているが、その後ひかりの輪に名前が変わっている。
 千乃と上佑は親子だが、千乃は、父親が逮捕されているオウムにいるのはいやだということで、上佑はオウムを脱退してアーレフを作った。
 アーレフとオウムの関係は、オウム真理教の被害者を救済する、という名目でアーレフが作られたが、その内容は、オウムの逃走犯に賠償金を支払う、というような感じである。
 オウムの逃走犯は実は本当の菊地や平田や高橋ではないとまで言い出していて、だから逃走犯は別にいる、と言い、三人を誰か別の人に仕立て上げるために、銀行で偽造口座を作った。
 この偽造口座を作られた人のことをひかりの輪は、本当の逃走犯人だ、と言っていて、ウソにウソを固めているという感がある。
 千乃は、Tレサ・テンと同一人物で、香港や中国に顔が利くし、ジャッキーチェーンの愛人だった。千乃やジャッキーチェーンが香港に住んでいたため、香港上海銀行で、オウム救済のためのパナウェーブの偽造口座が作られた。
 ひかりの輪とパナウェーブは、ひかりの輪の代表が上佑の妻の村岡で、パナウェーブの代表が千乃裕子である。信者は似たり寄ったりらしいが、上佑の妻の村岡達子が(大内早苗)がいないのが、ひかりの輪とパナウェーブの違いであるらしい。
 本来はひかりの輪が主張していたことを、パナウェーブが実際に実行しているが、パナウェーブの創設者の上佑とパナウェーブの代表の千乃が親子なので、上佑のひかりの輪での主張をパナウェーブで実行する、というような成り行きになっているのではないかと思われる。
 千乃に頼まれ、偽造口座を作った香港上海銀行の支店長か幹部は、麻原彰晃である。
 この銀行は、オウム信者を誰か別の人に仕立てるための銀行である。
 この銀行がパナウェーブであることも考えられる。
 
 タイの国王である麻原のオウムを救済するという名目で、官僚や警察、日本政府の偽造口座を作っているのも、香港上海銀行(銀行のドンはA生元首相)であると思われる。
 上佑は、オウムを救済することを、オウムの被害者の救済と呼んでいるが、これは、オウム真理教内の被害者という意味であると思われる。それは、オウム信者が捜査により被害を被ったという意味である。
 だから、警察に逮捕されたり指名手配されている者たちを被害者と呼んでいることになる。
 パナウェーブの構成員は、以前にAV男優だった者が多い。代表者もAVビデオに出演していたことがある。一様に姿形が似ていることから同じ人物の息子であると思われる。上佑の父親は、A生元首相で井上嘉浩であると思われ、構成員はA生元首相の息子たちだろう。

 A生元首相といえば、公安を名乗る人物であることが有名だが、パナウェーブは、本物の警察官を殺害しなりすましている警察官もどきがいて、オウム警察であるともいえる。
 逃走犯は本物の逃走犯ではない、という主張から、ニセのでっちあげの菊地や平田高橋などを作り上げる必要があり、時に警察の名をかたり、家宅捜索と称して「疑わしい」と彼らがでっちあげようとする家などに入り込み、空き巣をはたらいたり、家族の証認のもと、私物を「押収」したりするという。
 彼らは、逃走犯が捕まえられなければ、他の信者も助かるという思想のもと、でっちあげ逃走犯を仕立てつつ、いかに逃走犯を無関係な他人になすりつけられるかを、設立以来行っている。

 パナウェーブは、福井県に本拠地かアジトがある。
 代表者の千乃裕子は、福井県で逮捕された福田和子と同一人物であると思われる。そのため、自分が逮捕された福井県で仕返しをするために福井県にパナウェーブのアジトがあったものと思われる。

 演歌歌手MでK元首相がいい人に見えるのは、自分の妻や愛人たちに、無犯罪の人の偽造口座を持たせているためである。
 いくらひどいことをしようが偽造口座を持たれた人の罪に見える。
 K元首相が首相に就任していた時、一部のマスコミが偽造口座を持たれている人のことを「娘」と呼んでいた。
 ここには親子関係があるわけではなく、被害者とと加害者の関係があるだけで、それをマスコミは、「親子」とすりかえていたのだ。
 K元首相の持っている偽造口座は、長銀と同じ頃破綻したといわれたみずほ銀行(神宮前や渋谷)で作られている。
 この偽造口座は、K元首相で高橋克也と離婚した元妻を、他の無関係な一般人とすりかえるための偽造口座である。元妻は、菊地直子なので、偽造口座を作られた者が菊地直子と間違えられている。