宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ⑥-8    帝銀事件のつづき

 平沢のパトロンが真犯人?

 平沢貞通は、カツ子の金をもらってぬれぎぬを被ることが多い。日本の冤罪事件は平沢をしている人物と同一人物者が裁判を申し立てるが、平沢のバックにいるのが東条カツ子で、この女は第一通報者であることが多い。首謀者にあたるのが東条カツ子で、平沢はカツ子に使われている雇われ人のような存在なのではないだろうか。
 二人は、同じ人物を整形で演じることがあり、例えば菊池直子であるとすれば、カツ子も菊池直子をしているし、平沢も菊池直子をする時がある。どちらが本物の菊池直子かは、指名手配の写真の詳細な鑑定が必要だが、もともとの写真がない場合には、何となく感じで「この人が菊池だ」と言うより他ない。それは、たまたま平沢が菊池に扮している時だとすれば、菊池は平沢ということになる。同一人物による工作であるが、オウム事件の場合には、指名手配の写真の人物が逮捕された女であるのでたいして混乱しないが、美女の菊池直子という女の写真が公開され、この美女の方の菊池がカツ子にあたる女だ。
 

 現在の事件と帝銀事件の人間関係が似ているか同じだとすれば、平沢は東条カツ子のぬれぎぬを着て、犯人として逮捕された可能性がある。
 平沢の絵のパトロンが東条カツ子で、何かの時に身代わりになってくれるよう金を平沢に渡していたのではないだろうか。

 三井系が第一系支店に謀略

 2000年代に入り、帝銀の後身のMずほ銀行は、経営が悪化し、株をアメリカが保有したが、この時の大統領が石井四郎だった。
 また、帝銀とは、第一銀行と三井銀行が第二次大戦中に合併して帝国銀行となっており、東条英機は三井の幹部でもあるので、この事件は、第一銀行と三井銀行の合併がうまく行かず、三井の東条が第一銀行系支店に起こした事件であった可能性もある。帝国銀行は、その後、第一銀行と三井銀行に再分裂したという(東条英機は、三菱の御曹司と言われているが、三井も東条英機と同一人物者が幹部をしている)。
 1997年に、第一勧銀が、証券会社の株を購入する資金として、小池という人物に461億円融資していたことが発覚し、利益供与をしたということで第一勧銀が家宅捜索され、宮崎という幹部が自殺する事件があった。
 第一勧銀は、このことに対して恨みを持ち、事件に無関係な人の偽造口座を大量発行し、殺害したり殺害しそうになる事件を起こしている(明るみになっていない)。
 この件を首謀していたのが、M田正子(オウムの斉藤明美→O渕優子)である。このことには、麻原彰晃(O渕恵三)も関係していて、オウムの逃走犯が自分の素性を隠すのに偽造口座を大量発行していたことと関係していると考えられる。
 また、第一勧銀は、証券会社をいいなりにするために総会屋の小池という人物に乗っ取り資金を融資していたと思われ、この頃、第一勧銀の株を買い占めようとしていた誰がいたと考えられる(おそらく三井→イギリス系ユダヤ企業のロスチャイルドでSMBC)。
 同時期に、長銀の破綻も起き、投資会社SMBCの管理下にされ新生銀行となった。
 IMFによる日本の金融機関乗っ取りが計画されていて、このメンバーがオウム(経済CIAでMI6)だった。