宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 38-73    八王子大和田スーパー殺人事件のつづき

 何故上裕なのか

 何故、八王子スーパー殺人の犯人が上裕なのかだが、上裕が実は仮谷清志であることと関係がある。
 
 仮谷清志は、上裕で天皇と同一人物者であることがわかってきた。
 正田英三郎の顔がやはり上裕に似ていること、仮谷清志は天皇だ、といわれていたことなどがその理由である。
 
 仮谷清志は、麻原彰晃に財産を狙われていた。
 しかし、仮谷清志は、自分を殺す代わりに自分の周りの人を殺して財産を奪えばいいだろう、ということで麻原と話をつけていたものと考えられる。
 そして、常陸宮天皇の弟だったこと、創価学会の会長であったこと、オウムの青山総本部といざかいを起こしていたことなどから、常陸宮を殺そう、ということになったのだろう。
 仮谷清志は上裕なので、上裕が殺すことにより、麻原への忠誠心を探る目的もあったのかも知れない。
 

 財産の増幅

 しかし、麻原と上裕の関係は、実は同じ家の一族である可能性があり、天皇と麻原とのいざこざを放置しておくと大変なことになる、ということを皆に知らしめることも目的の一つだったかも知れない元オウム幹部は、目立ちたがり屋が多く、人々の注目をいつも自分に向けていたい欲求がある。
 もう一つは、同じ一族であるとしたら、取るも取らないも同族間の関係であるが、財産を増やすために、仮谷清志の周りの人やなすりつけられる国民を殺人の対象にして、その人たちが持っている財産を奪うことが最大の目的である可能性がある。
 財産の増幅がオウム一族の最大の目的で、仮谷拉致事件はその見せかけのきっかけである、ということである。

 仮谷清志と麻原は親子

 麻原と上裕の関係は、親子ではないかと思われる。
 麻原は、大昔、上裕からの仕事を請け負って石膏屋として身を立てていたことがある。
 初期のオウム内では、麻原の言うことにいちいち干渉して揚げ足を取っていたのが上裕だった、という説があり、教祖の麻原に対して強く出られる上裕の存在は気になる。そして、麻原の逮捕後も、上裕は新団体を創設し、公安にもたいして暴かれずに現在に至っている。
 これは、上裕が麻原より上の立場の人物で、父親である可能性を示唆しているといえる。
 母親は、国松長官かも知れない。
 麻原彰晃の父母が上裕(仮谷清志)と国松長官だったとすると、被害者と警察が麻原の両親だったことになる。

親 上裕-国松長官
子 麻原彰晃(ロックフェラー家)、菊池直子(ロスチャイルド家
妻 石井久子(上裕の妻で、上裕の妻か母を殺した男?)
   
麻原-ハプスブルグ家(オランダ、イギリス、ポルトガル、スペインの王だった人物→フェリペ)
菊池-ハプスブルグ家(スイス、オーストリアの王だった人物→フェリペの弟)

 他の被害者は娘?

 常陸宮の他に殺害された二人の女子高校生は、常陸宮の娘かも知れない。

 常陸宮の娘の名前がわかった。
 江崎めぐみというような名前であるという。もう一人の被害者は、この娘の友人である。
 犯人は、事件後、発表されている被害者の名前の人物になりすますのをやめて、江崎めぐみに扮していたので、本当の被害者の名前は学校に来ているか死んでいない、と皆に認知されたため、被害者の名前がすりかえられていたのだ。

 被害者の女子高生は、1970年代後半に、文京区本郷4丁目に住んでいたことがあるKのさとみと、M無川清子と名乗っていた人物らしい。
 このあたりには、S価学会の信者が多かった。
 8割が建て替えになっている地域とは少し離れているが、被害者(女子高生)の親戚がいる、と犯人らが勝手に勘違いをして、親族が住んでいると思い込んでいる地域の住民を騙して立ち退かせたり、土地を奪っていたりしていた可能性がある。
 関係のない地域でしかも少し離れている、そして、東京大学に近いので、オウムら犯人のターゲットにされていた可能性がある。