宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-836    仮谷さん拉致事件のつづき


 だるま女の居所

 手足を切断されて見世物になっているというだるま女は、中国の山奥の見世物小屋にいる、といわれてる。
 しかし、中国といっても中国大陸の中国ではなく、日本の中国地方である可能性もある。
 例えば、中国地方の動物園で、何かの動物として展示され、それを見世物小屋ということにしているのではないだろうか。
 岡山県に、Ⅰという動物園があり、この動物園のゴリラの展示がそれだという説がある。
 
 文京区の大量殺人の遺体遺棄場所は音羽

 文京区のS社の社長の息子のH本明は、S価学会と同じ日蓮正宗を信仰する顕正会の創設者のA井という人物と同一人物である。顕正会とS価学会は対立関係にある。
 この人物は、S社が行なった大量殺人の中心的人物である。
 文京区で殺害した人々を、「自宅の床下に隠した」といわれていたが、A井の自宅は、文京区音羽にあったことがわかった。
 A井は、H山由紀夫と同一人物であり、文京区で殺した人々の遺体は、H山由紀夫の自宅(H山会館?)に埋まっている可能性もある。
 H山由紀夫といえば、故人献金問題が浮上していた。これは、死んだ人物から献金を受け取っていた、ということで、「殺した人物が、殺された人の名前をかたって献金をしていた」ということと同じである。
 文京区で殺されて遺体遺棄した人の名前をかたって献金させていたのだろうか。
 
 弟のH山邦夫は、菊池直子に似ているが、仮谷清志と同一人物である。
 仮谷清志は、Ⅰ田大作と同一人物だ。
 一つの家に、二つの対立する宗教団体(S価学会と顕正会)のトップがいた、ということになり、大枠では仲間だが、多少の内部対立がある、といったところだろう。
 兄と弟が、宗教団体のトップとして対立していたことから、由紀夫は、邦夫の事務所がある文京区をターゲットにしていたということかも知れない。 
 弟の邦夫の事務所が文京区にあり、対立する由紀夫が、邦夫に迷惑がかかればいいとして、文京区を中心に殺人をしていたのだろう。
 
 1990年半ば頃、S社の従業員に顕正会の信仰者が多かった。社内で布教活動する者もいて、顕正会の創設者と同一人物の社長の息子は、勧誘者に勧誘されて折伏されたフリをしていた。

 顕正会は、大地震が起きる、戦争が起きる、などと危機感を煽り、信者の獲得を目指しているという。
 信仰者は、警察官や自衛官、OBが多いのだという。

 オウムは宗教名を変えて活動していたのか

 顕正会は、強引な勧誘で知られていて、これまでにも何度も警察や公安に逮捕されている。
 その中に、勧誘者を呼び出して喫茶店などに行き、趣味の話などをした後に勧誘する、というものがある。
 1996年頃、菊池直子らが文京区の女子高の前で、生徒をスカウト(芸能プロ?)して、喫茶店に行き、その後、数人の信者がやって来てその話をするように見せかけて、「俺たちは宗教団体だ、今からその場所に連れて行く」と言って車に乗せて道場らしき場所に連れて行き、そのまま殺害した、という話が出ていたが、この話は、顕正会の勧誘の仕方と少し似ている感じもする。
 オウム信者は、オウムが解散させられた後、宗教名を変えて活動し、オウムと同じように拉致でもしていたのだろうか。