宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-325    仮谷さん拉致事件のつづき

 上佑との関係

 オウムはギリシャの出身がほとんどで、昔、パルテノン神殿に住んでいた。菊池直子(エリザベス女王)は、上佑(H山由紀夫)にそそのかされたか脅迫されて自分の両親を殺してしまった。菊池(娼婦だった)の殺した父親が、高橋克也(K直人)の父親と同じで、菊池と高橋は父親が同じのきょうだいだったが、上佑のせいで父親が死亡した。
 林郁夫(I原S太郎)は、菊池直子の息子でもあるが、上佑と菊池の間に生まれた早川紀代秀(M喜郎)を、仇同士の子として林は嫌っていた。早川はイエス・キリストで、林はキリスト教の教祖である。
 オウム幹部はたいてい上佑を嫌っているが、どうすることも出来ない。
 松本知子(皇太子妃M子)は、高橋克也の母親だが、上佑と夫婦で上佑の母親か親子関係にあると思われる。
 しかし、実際には、菊池直子の両親は死んでおらず、何故、このような設定になっているかといえば、菊池直子が息子に自分の生い立ちについて話す時に、娼婦であったことを隠すために、上佑と対立している理由を、自分の親を殺された、と息子に話していたためらしい。
 菊池と高橋も、父親が同じのきょうだいではないらしい。
 菊池と上佑が対立しているのは、菊池には男が多かったので、上佑が菊池直子を妻や恋人として扱おうとする時に、たくさんの男が出てきて上佑が舌を巻いていたからであると思われる。

 上佑が何故日本でパワーがあるか

 現在の天皇をしている人物は、上佑史裕と菊池直子の息子である。
 1994年に明仁天皇が死亡してから、天皇に成り変っているが、上佑は、この時から日本の政界で力を持ち始めた。
 上佑は、鳩山由紀夫として、小渕元首相のドコモ株疑惑で名を挙げ、民主党の幹部として注目され出した。
 また、一方、タレントとしても曲がヒットするなどして、今では、芸能界の公安と呼ばれる地位に就いている。
 この華々しい活躍は、昔から対立していた常陸の宮のライバルの明仁天皇を殺害して、自分の息子が天皇の座に就いたためである。
 また、菊池の方も、天皇の母親として、女性社会に強い影響力を持ったようだ。
 上佑は「日本の男」、菊池は「日本の女」と呼ばれ、それはまるで他に選択肢がないかのような一般国民や官僚に対しての権限である。
 日本には、男女1億人以上の人がいるが、そのだいたいの傾向はこの二人の性質に集約される、という言い方だが、天皇の親だからそのようなパワーがある、というのは、逆にいえば、今の天皇が本当の天皇でないことを示しているといえる。
 本当の天皇は、親の出る幕はなく、たいてい親が死亡して即位するので、親が口をはさむことはないし、皇后も息子のやることを黙っているのが普通であると考えられる。
 
 オウムの犯行は、ほとんどが、早川(天皇をしている人物でニセの仮谷氏)をかばうためのものである。
 仮谷氏が明仁天皇と同一人物であったが、天皇を殺したので、早川(もともと常陸の宮)が明仁天皇と仮谷氏の替え玉となり、天皇=仮谷氏をかばえば何をしてもいいのではないかという思い込みの元に、オウムはテロや大量殺人を行なっている。そのため、ターゲットは天皇を崇拝しない者やオウムに批判的な者である。
 一方、警察を司る国松長官は林郁夫だが、林郁夫もオウムなので、林は逃走犯をかばい、別人にぬれぎぬを着せる捜査を展開している。
 警察も勘違いが多く、結局は本当のことを知っている早川の両親がオウムも警察も支配している。