宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-545    仮谷さん拉致事件のつづき

 「だるま女」は日本の鉄道でも

 例えば、この拉致事件があった最寄り駅のKという駅は、次の駅との間に踏切があることで知られている。この踏切に眠らせたか気を失わせた女子高生を線路内に置き去りにし、列車に轢かせて手足を切断されたという人身事故があったとしても、人身事故の内容までは車内の放送では伝えないし、マスコミで報道されなければ誰にもわからないのだ。

 K駅と次の駅の間にある踏切では、何者かが線路に石を置いたり、自転車5台を線路上に放置するといういたずらが起きている。
 この踏切のすぐ近くには、ゴルフボールのオブジェがある。
 例えば、タレントになりませんか、というチラシでやって来た女子高校生をオーディションを受けないか、と誘い、踏切近くの建物まで連れて行き、気を失わせ、その隙に線路上に放置し、列車に轢かせて手足を切断させたなどということがあったのかも知れない。しかし、このようなことを報道しなかったか、内部者だけが知る情報として処理されていた可能性もある。
 日中や乗客が乗らない時間に列車を運行させていたとすれば、内部者に緘口令を敷くことにより事件を明るみにさせないことは可能である。例えば、深夜に貨物列車を運行し轢き殺すことが可能である。
 JRの実質的な権限を持っているのは、上裕である。何故上裕かといえば、上裕は、国鉄の分割民営化をしたN曽根元首相と同一人物であり、JR労組の幹部でもあった。分割民営化の後、労組の出身者から経営を握るようになり、分割民営化をした人物がJRの社長に就任したのだ。
 国鉄の分割民営化が1986年なので、拉致事件が起きた時にはとうにJRはオウムの影響下にあったのだ。だから、緘口令を敷こうと思えば出来るし、実行犯しか知らないこともある。貨物列車でなくても、終電が出た後の線路には、整備車が運行するので、この整備車自体は不審には思われない。
 遺体はその車両が回収すればいい。以前、道路を走るゴミ回収車の清掃車が人を轢いた後、その遺体をゴミ回収車に乗せて清掃局まで運んだ事件があったが、それと同様に、轢いた人の遺体を車両が回収し、一箇所に集めた後、新駅のための用地(大井町付近→新宿湘南ライン西大井駅?)かK駅の桜並木にでも埋めていたのだろう。
 
 

 地元では

 この高校生拉致事件の一番の首謀者が、上裕である、という。
 上裕と平田信は、オウム幹部の中で、本当の性別が男である。
 高校生を拉致してサティアンなどに連れ込み、人体実験をすめにあたり、一番乗り気だったのが、上裕や平田だったらしい。
 そのせいか、拉致から15年近く経った今でも、この辺りでは、女性に対していかがわしい思想が雰囲気を作っていることがある。
 事件は、表面化されていないし、警察が解決した、ということもないので、この拉致はそのまま地元の失踪事件として表沙汰にならずに葬られている。
 その地域で、上裕が店長をしている店があるが、やはり、その店が、以前の拉致事件の中心となった店、という風になっているようだ。
 
 オウムの女性信者で斉藤明美のような女が、私立女子高Bのある最寄駅周辺で、演劇の舞台女優(Yという名前)として商業演劇に出ていたことがある。
 高校周辺には、音楽の練習場や小さな劇場もあり、あまり知られていないが、芸能と関係のある建物が多い。
 菊池直子は、一時期、演劇の舞台女優をしていた、という説も出ていた。
 この女は、斉藤明美石井久子と同一人物かも知れない。麻原と顔の判別が難しいほど顔の特徴がよく似ている。もし麻原と別人であれば、石井久子の方が麻原より権限が上である。
 石井は麻原を半ば食い物にすることにより勢力を伸ばしている。逆に言えば麻原の力がないと石井の力はなくなるというように寄生虫のようなところがある。
 拉致事件の首謀者は、高校生を拉致することにより男として楽しみがあったのが上裕史浩と平田信だが、石井久子も首謀者である。
 オウムの中で麻原を凌ぐ権力を持っているのが石井久子なので、麻原の命令と称して、実は麻原が勝てない石井の命令を聞いて、その女から金をもらっているオウム幹部が多い。
 この事件の首謀者は、麻原彰晃ではないようだ。
 石井久子は、麻原彰晃の姉か母親である。

 石井久子と同一人物者
 
 斉藤明美
 菊池直子の美女の方