宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-743    仮谷さん拉致事件のつづき

 3.11の地震は、択捉島の噴火と関係がある?
 中国、韓国との領土問題が出てきた謎が解ける?

 3.11の巨大地震の前に、ドドド、という地鳴りのような音が関東地方で聞こえた、という説が出ている。
 日本では、桜島や霧島岳(新燃岳)が噴火しており、地震はこの噴火活動が原因ではないか、という可能性も出ていた。
 桜島は、大正時代、昭和時代も噴火をしており、またその前の江戸時代より前の時代にも何度も噴火している。
 現在、噴火しているのは2006年から続いているものだが、2009年からの一年間の噴火回数は、2011年が996回と最多である。
 しかし、桜島が噴火したとしても、3.11の地震は、東北地方を中心にした地震であり、九州地方の揺れが弱いものであったというのは、少しおかしい。
 では、東北方面か北海道の方向で噴火活動をしていた火山というのはいったいどこだ、ということにもなってくる。
 北方領土問題が存在する択捉島には、焼山という火山があり、3.11の後1年4ヶ月後に噴火し、噴煙高度は5000mに達している。これは、桜島が2013年8月に記録した5000mと同じである。
 他に噴火した火山といえば、北海道の十勝岳などがあるが、どの火山も巨大地震とつながる大きな噴火のようには思えない。
 北方領土問題が存在する火山がもし、大規模な噴火があった場合に、それが日本の海溝地震につながらない、という保障はないだろう。択捉島といえば、日本の北方向に位置する場所である。
 1945年まで日本が実効支配していたが、敗戦によりロシアとの領土問題が存在している。
 気になることに、3.11の地震の後から、中国や韓国との領土問題が出てきた。
 もし、3.11の巨大地震がロシアと領土問題が存在している場所の火山噴火が原因だとすれば、その後、中国や韓国が日本対策として、同じことを考えてきたとか、領土問題に何かあるのではないか、と勘ぐり出したとしても不思議はない。
 また、3.11の巨大地震で、福島第一原発の事故が起きているが、北方領土は、ロシアと日本の領土問題であり、ロシア(旧ソ連)は、1986年にチェルノブイリ原発事故を起こしている。
 3.11の巨大地震がロシアとの領土問題を抱えた択捉島の火山によるものが原因だとすれば、チェルノブイリ原発事故をそのまま受け、日本の原発所が爆発したということになる。
 
 ・中国、韓国が3.11の巨大地震の後、領土問題を持ち出したこと(ロシアと日本の間で領土問題が存在していた)
 ・福島第一原発が事故を起こしたこと(ロシアで1986年にチェルノブイリ原発事故が起きていた)

 このことは偶然なのだろうか。

 これらは、ロシアとの領土問題のある場所が火山噴火したことにより日本の東北地方が巨大地震に見舞われ、原発事故を起こしたと仮定すると、「そういうことだったのか」とすんなり理由がわかってくるのではないだろうか。

 3.11の地震の前に、大きな地鳴り音がした。
 そして、その音は、イラクのテロの音ではないか、と思った人もいたという。
 イラクは、イラク戦争終結後も列車テロなどが頻発している。
 
 択捉島に、ロシア人ではなく、イラク人が住んでいた、ということはなかったのだろうか。
 また、択捉島の噴火は、本当に2012年8月が初めてだったのだろうか。

 択捉島は発展していた

 北方領土のある島では、経済状態が思わしくなく、1989年頃に行なった住民調査で8割の住民が領土権を日本に返してもいい、と思っているという結果が出たという。しかし、それに対して危機感を持ったのか、ユダヤ人系の財閥企業のG社が、水産加工、冷凍、建設、金融など幅広く手がける企業が進出し、今では択捉島を支える巨大な企業となっているようだ。
 経済で、ロシアの領土であることを固めようというわけだ。
 中央アジアや、韓国、中国人も出稼ぎに来ていて、最近では、韓国の建設会社も進出したということだ。
 択捉島の人口は6700人あまりであるという。島民は、ロシア正教会の信者であるということだ。
 G社がユダヤ人系であるため、エルサレムから復活祭に聖火が届けられることもあるらしい。

 雷帝火山

 択捉島の焼山は、ロシアでイワン雷帝火山と呼ばれ、ロシアの皇帝だったイワン4世を名前の由来にしている。
 焼山のロシア名は、イヴァン・グローズヌィである。
 イワン4世は、ツアーリという専制政治体制を築いた人物で、その体制はピョートル1世まで続いている。