宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 61-8    韓国船沈没事件のつづき

 北朝鮮の半潜水艇

 セウォル号の前部下の青い部分にこすったような傷や点線状の跡があった。

 沈没した船の前部上を写真で調べると、ぶつかったような跡がない。

 前部下の青い部分は、前部上よりも引っ込んでおり、もし、タンカーのような船とぶつかったのだとすれば、前部上の方にも何らかの接触跡があるはずだ。

 しかし、それがない、ということは、韓国船と衝突したのは、韓国船の上部よりも低い位置にある物体で、急に浮上してきた潜水艦のようなもの、ということになる。

 北朝鮮に、半潜水艇という工作船があり、韓国は2010年12月頃に、北朝鮮の半潜水艇の新型のものについて報道をしていた。

 その半潜水艇は、潜水艇では難しいとされる軽魚雷が装備されているのだという。

 北朝鮮の半潜水艇は、韓国領内40海里までは母船に乗ってやって来て、その後は半潜水しながら近づき、潜水状態で停止していることも可能なのだという。中国の港(威海や江蘇省の沿岸など→タンカーと関係?)などで燃料補給などをした後、黄海に迂回して侵入する方法を取るだろう、と予測されていた。

 1986年に韓国で拘束された半潜水艇は、木造で中心部に窓兼フタのようなものがある白い半潜水艇だった。漁船に見えなくもない、といった感じだ。

 新しい半潜水艇(テドン-B級)は、白い船体で中心部に窓兼フタがあり、魚雷が横についている。木造ではなく、鉄やアルミの合金のように見える。以前のものより、より漁船に見える。

 北朝鮮は、韓国への工作に漁船を使うことが頻繁にあり、その半潜水艇も漁船に見せかけたものに間違いはない。



 セウォル号は、急旋回の前に、海上に突然出てきた半潜水艇を避けようとして右に舵を取り直進したが、その3分後にまた同じ半潜水艇が出てきたので、再び右に舵を取った。その後、済州島へ行くのに進路を変えようとして左に舵を取ったらバランスが崩れたということだろうか。



 半潜水艇は、珍島に現れる前に、中国の港の近くの海上で、貨物コンテナ船タンカー(商船三井・マーシャル島船籍)と待ち合わせし、燃料補給か接触を持ったのではないだろうか。

 このコンテナ船には、DHLの荷物が積まれていた。



 沈没時、セウォル号を操縦していたという三等航海士の女は、北朝鮮金正恩の妻の李雪主だろう。



 大きさが異常なセウォル号 小さなセウォル号のダミーも沈没していた

 セウォル号が沈没した当初に報道された「沈没したセウォル号」の写真があるのだが、その写真をよく見ると、何かがおかしいことがわかる。

 まず、その写真の船には、客船部分がそっくりそのまま抜けている。本当のセウォル号は、5階建てで、食堂、4階客船、5階客船があるのに、その船は甲板から上がない。

 もう一つは、潮らしきものが噴いている下の方にある茶色いコンテナ荷物が、船の大きさと比較して、異常に大きい。つまり、船があまりにも小さいのだ。

 この船は何なのだろう。



 ここで、漁船の証言を思い出す。

 セウォル号は、沈没地点付近に1時間ほど止まっていたという。

 しかし、公表された船長と管制官とのやりとりの中で、そのように1時間停泊していた、という会話はされていなかった。

 この船はつまり、ニセモノなのではないだろうか。

 北朝鮮が工作用にホバークラフトの船を利用することがあるという。

 この写真の船は、セウォル号に似せて作ったホバークラフトで、セウォル号の沈没事件の真相を誤魔化すためのもので、半潜水艇の中で遠隔操作でもしていた工作船ではないだろうか。

 ご丁寧にも、本物のセウォル号にも、同じコンテナ荷物を船の前部に置いていた。

 潮が噴いているのは、ホバークラフトに穴が開き、中の空気が抜けているのだ。



 近くにいた漁船は、このホバークラフトセウォル号であると思い、1時間停泊していた、と証言していたが、実は1時間停泊していたのは、この船とそれを操る北朝鮮の半潜水艇の2隻がいたのだ。



 セウォル号を沈没させようと海中に潜んでいた半潜水艇は、セウォル号と衝突する前に、セウォル号によく似たホバークラフト工作船を穴を開けて沈没させ、予行練習か、擬似演習でもしていたのだ。

 韓国軍は、このことを知らないはずはなく、事件に興味を持つ人たちを騙して、北朝鮮に力を与えて戦争の謀略の一段階にしようとしたのだ。



 北朝鮮金正恩は、韓国のカルト・摂理(韓国ではCGMが正式名称、JMSの名で知られている・キリスト教福音宣教会)の教祖である。

 北朝鮮は、韓国に宗教を利用して入り込んでいたのだ。