宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 61-6    韓国船沈没事件のつづき

 救助の初期に見つかった遺体の主とは

 救助の初期、すでに船内で遺体で見つかった人がいた。

 これは誰だったのだろう。

 報道では、出航前の点検報告書が、実際の貨物の重さや乗員・乗客の人数が事実と違う内容で報告されていた、という。

 この、出航前の点検報告を書くのは、韓国では三等航海士だろうか。

 もし、仮に三等航海士だったとして、三等航海士は、沈没した当時、操舵をしていたか指揮していたとして逮捕されている。

 また、船長は、本来の船長が「休暇」を取っていたので、代理の船長を待っている間、2時間かかり、その分出航の遅れが出た、ということだ。

 この話から、あやしいのは、船長代理と三等航海士だ。

 つまり、こういうことだ。

 出航前の船で待機していた船長と三等航海士が何者かに船内で殺され、遺体を船内に置いていた。

 船長と三等航海士を殺したのが、代理の船長と、逮捕された三等航海士だったのだ。

 沈没後の救助の初期にすでに死んでいた2体の遺体は、出航直前に殺されていた本来の船長と本来の三等航海士だったのだ。

 甲板の近くに隠していたので、船体が傾いた際、ドアでもあいたか、布が取れたかして隠していた遺体が甲板に出てきてしまっていたのだ。

 三等航海士は、本来の三等航海士が書いていた報告書をそのまま提出すると、殺したことがバレるかも知れないので、少し人数を変えて改ざんしたかデタラメの報告書を提出していたのだろう。 

 船が傾いていた際に「客室にとどまるよう」放送をしていたのは、船長や乗員が先に脱出したかったからである。

 放送係をしていたのは、三等航海士を殺して入り込んで、操縦を握っていたか指揮をしていた逮捕された女で、遺体で見つかった女性が、本来の三等航海士の女性だろう。



 レンガはコンテナ荷物



 船体の前部にあったレンガのような物体は、コンテナ荷物だったという。しかし、この荷物は、報告書には記載されていなかった。このような場所に遺体を隠していたのかも知れない。

 

 船前部下の青い部分に傷跡 衝突していたのか



 セウォル号の前部下の青い部分(船の先端部分より若干引っ込んでいる)だけが海上に浮かんでいる写真がニュースで出ている。

 救助隊は、当初、この部分にオレンジ色のテープのようなもので巻かれた鎖を引っ掛けて引っ張って引き揚げようとしていたようだ。

 この写真をよく見てみると、海上に浮かんでいるわずかな青い部分に、横に擦れたような茶色い傷跡がある。

 そして、茶色い傷の周囲には、同じくこすったような赤や白の傷がある。

 さらによく見てみると、青い部分の下から上の縦方向半分に、白と赤の点線状に引っかいたような傷がついている。

 その傷は、青い部分先端の横の方までついており、何かがぶつかっていた可能性を示す。

 この傷はいつついたものなのだろう。

 21日に船長と管制官が船が沈没する直前に交わした会話が公表されているが、この会話の中で船長は

「船首部分に何か物体があり、前が見えない」

というようなことを管制官に言っている。

管制官は、この前に

「どのくらい船が傾いているのか」という質問をし、それに対する回答が

「物体のせいで前が見えない」というものだった。

 セウォル号は、沈没する直前に、比較的大きな船にでも衝突していたのだろうか。

 船長が見た何かの物体とは何だったのだろうか。

 急旋回は2度しているが、1度目の急旋回は、同じ物体か別の物体を避けるためのもので、一度は衝突を避けられたが、二度目は避けられなかった、ということだろうか。

 そういえば、沈没地点に1時間ほど停泊していた船があった、と漁船の証言があった。

 この停泊していた船というのが、セウォル号ではなく、似た船で、この船とセウォル号が衝突したのではないのだろうか。

 例えば、セウォル号のように白い大きな船だったとしたら、漁船は、それをセウォル号と勘違いしたのではないのだろうか。

 あるいは、時々海上に浮かんだり沈んだりしていた潜水艦が、セウォル号に見えたのだろうか。

 船底に赤色の塗装をする船は、フジツボ防止のための漁船が多いという。他にも、タンカーや軍艦にも船底に赤い塗装を使う。

タンカーだとすれば、船籍がアメリカと関係のある国の商船三井原油タンカーかも知れないし、コンテナ船かも知れない。

 タンカーと衝突しそうになり、急旋回した後、済州島までの方向に進路を変更しなければならないことを思い出して、そこで二度目の針路変更を行なった。しかし、それでも進路が逆であることを思い出して、今度は左に舵を切ったら、荷物が左に傾き沈没したということだろうか。

 ちなみに、大型のコンテナ船の造船所は、日本と韓国しかない。

 もし、衝突したタンカーが三井だとすると、先述のように、金正恩が首謀者である可能性が高い。

 韓国の船会社を乗っ取ろうとしたか、韓国・日本対策だろう。